験の概要 │ Overviews

主催 一般社団法人外国人雇用協議会
The Japan Association for the Employment of Foreign Nationals
試験名 外国人就労適性試験(Test of Employment Aptitude for Foreign Nationals (TEAFN))
共通基礎試験
試験目的 日本で就労することを希望する留学生および日本で就労する外国人を対象として、日本で就労するためのマナーや常識、ビジネスコニュニケーション能力(上司や同僚との会話力、接客能力)を測定することで、企業の外国人採用の活性化、および外国人教育の強化を図ります。
受験資格 学歴、年齢等に制限はありません。
受験形態/実施方法 ペーパー試験(マークシート)
法人が以下のいずれかで申し込み、試験の実施運営の一部を担うかたちで実施(2019年度は、指定日時・会場での試験は実施しません)
①ビジネス文化・社会常識
②ビジネス文化・社会常識+ビジネスコミュニケーション
受験料 ①ビジネス文化・社会常識:税別4500円
②ビジネス文化・社会常識+ビジネスコミュニケーション:税別6000円
試験時間 ①ビジネス文化・社会常識:40分
②ビジネス文化・社会常識+ビジネスコミュニケーション:120分
受験結果/結果通知 ●受験者全員に、科目別レベル評価、第一科目・第二科目それぞれの出題項目別得点率を記載した「試験結果のお知らせ」を発行
●申込法人には、受験者結果が一覧となった「試験結果一覧」を発行
●答案返却(到着日)の1ヶ月後、申込法人の試験実施担当者へ一括送付
共通基礎試験の内容

*2019年度は「共通基礎試験」のみ

第一科目
ビジネス文化・社会常識
第二科目
ビジネスコミュニケーション
測定内容 日本のビジネスの背景にある文化や習慣、
考え方に関する理解度と、社会常識・一般教養の保有度
職場における上司や同僚との日本語会話力、
接客・接遇コミュニケーション能力、ビジネスマナー等に関する理解度
解答形式 多肢選択式(マークシート) 多肢選択式(マークシート)
出題数 40問 50問
出題形式 読解40問 読解18問、聴解16問、聴読解16問
試験時間 40分 80分(読解30分、聴解24分、聴読解26分)
評価方法 レベル評価(得点率をもとにA+ から E-までの10段階で評価) レベル評価(得点率に応じてA+からE-までの
10段階で評価)
出題範囲

*2019年度は「共通基礎試験」のみ
<第一科目 ビジネス文化・社会常識>

社会規範・マナーと法規範(読解19問)
ビジネス社会の規範とマナー(読解8問) 出題例:
・好感を持たれる身だしなみ
・求められるドレスコード
・第一印象の重要性
・好感を持たれる表情
・挨拶をするタイミングとことば
・お辞儀の種類とポイント
・好感を持たれる立ち居振る舞い
・時間厳守の必要性、時間に遅れる場合の対応
・分かりやすい話し方の基本
・聴き方の基本
・質問の仕方
・席次
・ハラスメントの種類と防止
・ダイバーシティ精神の理解
日常生活の規範とマナー(読解8問) 出題例:
・住生活に関するマナー
・公共空間におけるマナー
・並び方に関するマナー
・自動車に関する交通マナー
・自転車に関する交通マナー
・歩行者に関する交通マナー
・携帯電話に関するマナー
・タバコに関するマナー
・並び方に関するマナー
・飲食に関するマナー
・高齢者、障がい者、妊婦への配慮
法規・法令(読解3問) 出題例:
・外国人に関する法律の種類と目的
・労働関連の法律
・交通関連の法律
・賃貸契約の法律
・身近な法律の概要
ビジネス慣習(読解13問)
日本人の特性(読解4問) 出題例:
・同質性と閉鎖性
・独自のコミュニケーション法
・独自の表現方法
・就労意識
・和の精神
・詳細主義
日本企業での働き方(読解3問) 出題例:
・日本企業の雇用制度の変化
・会社を代表しているという意識
・公私の区別をつける
・組織分掌、権限と責任
・チームワークと協調性の大切さ
・仕事の進め方の基本
・定型業務と非定型業務、突発事項が発生した場合の対応
日本の商習慣(読解6問) 出題例:
・お客様第一主義の考え
・おもてなしのあり方
・日本で支持されるサービスの特徴
・日本人のお客様の特性
・外国人のお客様に対する応対
・クリンリネスと衛生管理の重要性
一般常識・一般教養(読解8問)
日本の生活と文化(読解3問) 出題例:
・地理と気候
・都道府県と主要都市
・元号
・年中行事の時期と行事内容
数理・計算(読解3問) 出題例:
・日本の通貨
・おつりの計算
・割合計算
・単位と計算、単位換算
・表やグラフの読み取り
社会・経済(読解2問) 出題例:
・社会特性
・近代のおもな社会経済事象
・日本企業の労働課題
・環境問題
・納税の義務と身近な税金・社会保険の種類

<第二科目 ビジネスコミュニケーション>

基礎知識(読解18問)
社会人としての心構え(読解3問) 出題例:
・求められる勤労意識
・求められる就業マナー
・企業内コミュニケーション
人間関係の作り方(読解10問) 出題例:
・コミュニケーションを取る際の留意点
・敬語
・効果的な伝え方
・話の組み立て方
・ビジネスにおける指示の受け方・確認の仕方
・あいづちの打ち方
・依頼の断り方
・日本文化特有のコミュニケーション
効率的な仕事の進め方(読解5問) 出題例:
・報告・連絡・相談
・PDCA
・仕事の優先順位
・来客応対
・電話応対
・アポイントメント
・名刺交換
・Eメール
事例対応(リスニング32問)
・来客応対
・電話応対
・報告・連絡・相談
・他社訪問
・接遇・接客
・クレーム対応
・会議・打ち合せ
・面接
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外国人就労適性試験運営事務局
Mail:jaefn-test@jaefn.or.jp
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