【政策部会】法務省出入国在留管理庁との第4回意見交換が開催されました

法務省出入国在留管理庁との第4回意見交換が開催されました


【ご報告】

法務省出入国在留管理庁との第4回意見交換が開催されました。

今回開催された議題についてご報告いたします。

 

【概要】

■開催日時 2022 年 12 月 15 日 10:30~12:00

■開催場所 法務省在留管理支部長室

議題(◀クリックするとPDFファイルでご覧いただけます)
1.<特定技能制度、技能実習制度の見直しについて>(担当:牧・菅沼)
【質問・要望】
・『経済財政運営と改革の基本方針 2022』(令和 4 年 6 月 7 日閣議決定)に明記された「制度の在り方に関する見直し」(26 頁)において、具体的な変更予定部分の見通しについてご教示願います。

2.<オンライン申請システムについての改善要望>担当:(牧・大久保)
【質問・要望】
別紙❶より

3.<特定技能宿泊についての課題と提言>(担当:菅沼)
【質問・要望】
別紙❷より

4.<登録支援機関の定期面談を対面だけでなくオンライン面談の実施可により、義務的支援を「見える化」へ>(担当:牧・後藤)
【質問・要望】
・登録支援機関が行う義務的支援を提出する報告書では支援を実施していることになっているが実際には行っていない登録支援機関が散見されており、特定技能制度の目的との乖離から顕在化しだしています。よって、登録支援機関が行う支援対象外国人と受入機関との定期面談を対面だけでなくオンラインによる実施可と録画保管の義務化により、支援の実態把握が可能となります。また、登録支援機関と受入れ機関の負担(交通費、移動時間)が軽減され、運用の効率化にもつながります。

5.<特例期間中に市中銀行の銀行口座一時凍結に関する運用の緩和について>(担当:長岡)
【質問・要望】
・前回の当意見交換会(6 月 30 日)で入管庁から調査と対策を検討するとのことでしたが、一向に緩和されていないため、その後の進捗についてのご回答と、改めて入管庁より金融庁に対し問題提起をお願い致します。

6.<留学生の学校卒業後の資格外活動許可の継続について>(担当:長岡)
【質問・要望】
・前回の当意見交換会(6 月 30 日)で入管庁から調査と対策を検討するとのことでしたが、その進捗についてのご回答をお願い致します。

7.<技能実習生から特定技能1号に変更後、更に技術・人文知識・国際業務等の他の在留資格へ変更するにあたっての処分に係る運用について>(担当:長岡)
【質問・要望】
別紙❸より

8.<就労系在留資格の審査において所属機関の社会保険未加入状況を不利益処分の理由とする場合について>(担当:長岡)
【質問・要望】
・外国人就労者側は給与手取り額を確保するため社会保険への未加入を希望する方が多く、現在雇用している事業所において、適正に社会保険に加入させようとすれば大量の外国人従業員の離職を引き起こす可能性がございます。当該理由は資格該当性および基準適合性に含まれていないものであるため、審査において斟酌するのであれば、全ての受入事業者に対し公平・平等に適応するべく社会保険加入義務徹底へ省令の改正を要望致します。またそれは全事業者からの国籍に関係なく社会保険加入とその徴収は国益に直結するものと考えます。

以上

 

引き続き政策部会では活動を継続し、皆様にご報告を続けてまいります。

 

尚、会員社で政策部会としての参画にご興味がある方は

事務局(info@jaefn.or.jp)までご連絡くださいませ。

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